A2−1.骨髄採取時の痛みについて:
全身麻酔をしているので、痛みを感じることはありません。
<体験記・ドナーになったよ>
@ある日、バンクからお知らせが!私が選ばれたんだ、やったぁ!!飛び上がるほど嬉しかったなぁ〜
A少しでもいい骨髄を患者さんに…体にいいものいっぱい食べたよ。おかげで太っちゃったんだけど。
B今日は検査の日。お隣さんが「私にも協力させてネ」って車で駅まで送ってくれたの!
C血液検査の時、緊張しちゃって反対側の手を開いちゃった〜〜あぁ〜、はずかしいっ!!
D患者さんと私、体は二人分!薬を飲んじゃいけないから、風邪を引かないように注意したりコケて怪我しないように…そそっかしい私だからね〜〜!
E前もって自分の血を採っておき手術の日に自分の体に戻します。貧血にならないようにね。
F入院し、明日はいよいよ手術…ドナーちゃんはぐっすり眠っちゃいました。
G次の日の朝ご飯はなし。看護婦さんが持って来たのは大きな浣腸でしたぁぁぁ!!
H手術室は明るくてあったかい!口にマスクがかぶせられたかと思ったら・・・・・
I気がついたら、病室でした。のどがちょっとヒリヒリ痛い。腰の後ろが、低温やけどをした様なじんわりとしたどん痛でもっとズキズキ痛いのかと思っていたので、びっくり!お見舞いに来て下さったバンクのコーディネーターさんにVサインしてしまった!
J手術中に付けられていた尿道カテーテルを抜いてもらった時がズッキン!って痛かったなぁ。
K3日目に退院、腰の後ろにちっちゃい傷跡がついてました。数日で普通の生活に戻ったよ。
A2−2.採取後の痛みについて:
採取後に採取部位の鈍痛や発熱などが生じる場合があります。こちらについては個人差がありますので一言でお答えすることはできません。
骨髄提供者の入院日数
7日以上の入院となった82名のうち、5割は採取病院の事情によるものです。残りの5割の方は健康上の理由により入院が予定より延長されました。
骨髄採取から退院までの日数
03年3月末までに実施された骨髄採取4752症例のうち、解析可能な4042例についての集計報告です。
日常生活復帰に要した日数
提供日を「0」として、何日後に通常の生活に戻ったかを表しています。骨髄提供後の日常生活に関する大まかな目安としてお考えください 。
提供後48時間アンケートより(コーディネーターが質問、回答数4323)
3ヶ月アンケートより(回答数3746)
A2−3.過去の死亡事例について:
過去に死亡事例はありますか?(donorsnet)
●過去の事例について
A2−4.安全性について:
提供者に不安を与えることのないよう、過去の他の事例についても公開しておりますので、上記の財団によるアンケートページをご覧頂くか、直接財団に問い合わせてください。
これから何年も無事故が続いたとしても、過去の事例が消えることはありません。しかし、A2−3にも書いているように、財団の方としても最大限の安全策を講じている、ということは言えると思います。
●本当はここまで読んで欲しい(宮城県大崎保健事務所)
※確認検査以降にも、詳しい説明がありますので、その際に担当の医師へ納得するまで、どんどん質問してみることをお勧めします。
参考:よくある質問
骨髄採取は脊髄を傷つける?(donorsnet)
全身麻酔には、どんな危険があるの?(donorsnet)
前編 後編